ヒガパパ のつぶやき

元教員「ヒガパパ」のつぶやき

「スローペタゴジー」

"ヒガパパ の”子どもの教育”に関する ”つぶやき” №819"

(テキスト版)

「スローペタゴジー

教育の世界には「スローペタゴジー」という言葉がある。これは「ゆっくりの教育学」とも訳されていて、まだまだ日本では馴染みがないが、海外では、教育や学習のプロセスを急がず、ゆっくりと深く理解することを重視する考えとして注目されている。つまり「ゆっくりなほど、深く身につく」という考えだ。ただ、これをやったからと言って、全ての「子ども」に求める結果が出るとは言えないが、これも生徒主体の授業の展開に繋がることにはなる。今、学校だけでなく社会全体が「みんなが違うことを認め合う」という気運が高まりつつある。全ての大人が昭和の一時期のように同一品費なものを大量生産、大量消費して、ある程度の品質をスピード感を持って生産していく考えではなく、1人1人の能力に応じて、時間や環境を合わせて、よりオリジナリティーを重視した部分で質が高められるような捉え方がこれからは重視されるのではないだろうか。